cinémathèque
ある時代の
ある季節を思わせる
音質と音色と着崩れた機能和声
と高速の屈折語の会話
ヒトとヒトとの間合いが
今より遥かに近く
生き物と街の体臭は侵襲的で
受肉の空洞をそれで満たすことが快である
と疑わない者ばかりだった
全体重と
Es から由来する暴力が
美であると
それを持たぬものも認め憧れた日々
総天然色の
はち切れんばかりの花野と
駆け足の 〝いい年をした〟大男
の血飛沫を
計画停電を想起させる真夜中
に
残像する
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